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ほんのりと怖い話スレ その116
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39 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/03(火) 23:21:26.07 ID:m1RMIs3+0.net
俺は体調によって見える時がある。条件は確定できてないけど
飲んだあとの帰り道、ちょっと体が冷えて酔いが少し
覚めたときに見やすい。
初めての時は大学の新歓で飲んだ時だった、もう10年以上前になる

41 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/03(火) 23:30:56.60 ID:m1RMIs3+0.net
その日は終電まで飲んで名古屋から岐阜方面へ
むかう電車に乗っていた。
終電でも名駅はまだそこそこ人がいたんだが進むにすれ
人も少なくなり少し寂しい車内で音楽を聴いて座っていたら変なやつが隣の車両から移動してきた、
白いミニのワンピースを着た細身の女だったんだが
異常に身長と髪が長い。
おそらくは180以上あってその腰までストレートの黒髪が伸びてた、特に違和感を感じたのは髪で全くツヤが無くて
ただただ真っ黒だった。

42 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/03(火) 23:41:53.67 ID:m1RMIs3+0.net
その女はとりあえずいちばん扉の近くに座ってたおじさんの隣に座った。
おじさんは新聞を読んでいたんだがその横顔をガン見してる、正面にまわったり下から見上げたりしばらくおじさんの顔をジロジロみて席をたとうとしたときに
ふと視線が遮られた。
俺の前に座っていたおばさんが俺の前にたって女が
見えなくなったから体勢を変えて見ようとしたら
いきなりおばさんに声をかけられた。
「やめとき、あれは最悪だ。こられたらはがせないよ」
俺はとりあえず聞き流してまた女を見ようとしたら
「だからやめとき!、目があったら終わりだよ!」
と今度は強めに言ってきた

43 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/03(火) 23:49:56.73 ID:m1RMIs3+0.net
女はその時おじさんの正面に座ってたお兄さんの
顔を見てるのがおばさんの横からみえたんだが
おばさんの声に驚いて俺が「え?」と視線をおばさんの顔に移すときに一瞬女と視線が交差した。
「いわんこっちゃない」おばさんは顔をしかめて呟いた、女が大股で近づいてくるのが見える、やはりデカイ、
天井にとどきそうだ。
おばさんは小声で「無視しろ。あんたには何にも見えてない、見えてることがバレたらおわりだよ。
でも目をつぶったらダメだ、視界にあいつをとらえておくんだ、諦めていなくなるまで。」
と早口でしゃべると隣にすわった

46 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/04(水) 00:02:16.83 ID:8xOa9bkt0.net
隣にすわったおばさんに向いてた意識を正面に向けたら
そこには女の足があった。思わず声をあげそうだったが
必死に飲み込んだのを覚えてる。
いつのまにか音楽がとまっていたのでプレーヤーを構いつつ視線の端で女の足を見ていたらいきなり
女がしゃがみこんで目の前に女の鼻からしたがみえた。
肌はガサガサでコンクリートみたいだった、白いワンピースには所々茶色いしみがついている。なんとなく
カビ臭いような臭いが臭ってきた。
俺は視線はプレーヤーから動かさずに全神経を女に集中していた、女はいろいろな角度から俺の顔をみていた。俺は全力で平静を装ってプレーヤーをいじっていた、

47 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/04(水) 00:13:02.35 ID:8xOa9bkt0.net
しばらくしたら駅について扉が開いた。別の電車の
通過待ちだったのでしばらくとまっていたんだが
女がいきなり立ち上がって扉に向かった。
今までゆっくりめの動きだったのにその動きはかなり
早かったので思わず視線を上げてしまった。
女は扉の場所でとまっていた、その先には駅前の明かりが見えたんだが、数台並んでいたタクシーの
先頭の運転手がこっちを見ていた。
その運転手に女の事が見えてるかどうかはわからないが、
女は間違いなくその運転手を見ていた、そして大股で
電車を降りてホームを歩いて行った。

48 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/04(水) 00:21:26.95 ID:8xOa9bkt0.net
俺が一安心して息を吐くと隣のおばさんも大きな息を吐いて
「久しぶりにタチ悪かったわ。たぶんあいつは電車に乗って方々を渡ってる。
たぶんもうあわんわ、あ~えらかった」と言った。
俺は「あのタクシーには見えたのかな?」と聞いてみた
「わからん。でもあいつはたぶん駅から出られない、縛られてる。」
「出られたら?」
「そんなのどうなるか悪かったわかるら?」
そんな話をしていたら次の駅に着いておばさんは立ち上がった。
「いいもんかいくないもんかはそのうちわかる。まぁ
見えるのがわかっちまうとどっちも面倒だけどな。」
そう言っておばさんは降りて行った。

49 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/04(水) 00:26:28.64 ID:8xOa9bkt0.net
そんな感じで決まって飲み会の後に見ることがたまにある。
おばさんの言うとうりに見えない風を装うことも今では
余裕になってきた、すくなくとも俺が見える時は透けてもいないしぼんやり光ってもいない。
また見えたと思って実は普通の人って時もあると思う。
とりあえず今の俺は街にいる人をじっと見るのが苦手だ

54 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/04(水) 00:39:43.93 ID:8xOa9bkt0.net
ちなみにJRだ。
女は八尺様とアニメうしおととらのとわ子を足したような感じ。
八尺様ととわ子を初めて見た時はマジで震えがとまらんかった

引用元:オカルト中毒

 

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