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333 :本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 22:46:07 ID:0lNxpPXk0

今ならオッケーっぽいんで、長野県の人から聞いた話を書きます。

実話だとは思いますが、確かめたわけではありません。

前に書き込んでいたコテの人みたいな上手い文章は書けませんが

その点はご容赦ください。

4年前にある村のAさんが松茸山の権利を買いました。

権利を買うと、その山で松茸が採り放題になります。

摂ったマツタケは、自分で食べても売っても良いわけですが

他人に採られてしまっては元も子もないので

権利を買った人は大抵、

周囲にロープを張り巡らせ看板や張り紙で警告します。

それでも高価な松茸のことですから、

警告を無視して盗みにくる人もいるので

シーズン中は警備の人が巡回しています。

Aさんも荒っぽい男を数人雇って警備に当たらせていました。

 

しばらくして、

Aさんのところへ荒くれ男たちが揃って顔を出し

「仕事を辞めさせてくれ」と言い出しました。

Aさんは「条件を良くするから」と引き止めましたが

男たちは「もう辞めさせてくれ」の一点張りです。

なぜ急に辞めると言い出したのか?

Aさんが理由を問うと、最初は口ごもっていた男たちも

やがて重い口を開いて、次のような事情を話しはじめました。

 

 

334 :本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 22:47:07 ID:0lNxpPXk0

夜中、男たちが懐中電灯を片手に

二人一組で見回りをしていると

林の中からカサカサ・・・という足音が聞こえてきました。

「盗人か!?」と慌てて音の聞こえる場所へ行くと

真っ暗な木立の間を、人の足だけが数本歩き回っていました。

ふくらはぎから上は透けていて、

膝のあたりで完全に消えているのに

実体があるかのように、

カサカサと足音は聞こえてくるのです。

さすがの荒くれ男たちも、

待機所へ転げるように逃げ帰りました。

 

そんなことが何度かあり、すっかり怯えてしまった男たちは

揃ってAさんのところへ

「辞めさせてくれ」と頭を下げに来たそうです。

 

そんなこんなで、誰も夜の見回りをしなくなったので

Aさんは自分自身で見回りに行ったのですが

話の通り、カサカサ・・・という足音が聞こえてきたので

慌てて逃げ帰ってしまい、

それ以来、夜は山に近づこうとしませんでした。

 

それでも、

その年は松茸を盗まれるようなことはなかったそうです。

 

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part41∧∧

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1235422020/ 

引用元:だいたいオカルトです。

 

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