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333: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 11:05:13.12 ID:i0sItNAX0

小学校5年生の時の話、父の実家は地方の山の中の集落にあった。

あまり親とうまくいってなかった父は、大学進学と共に殆ど帰らなくなったそうだ。けれど結婚して私が生まれて少しだけ交流が復活した。

といっても2年に一度くらい1泊で帰るくらいで、私自身祖父母の印象は薄い。

 

小学5年生の時に生まれた弟の顔見せの為に久しぶりに父の郷里へいった。

祖父母の自宅に泊まるのだが、父は親戚宅の用事が長引いて帰れなくなったため、母と自分、0歳児の弟だけが泊まることになった。

その昼から集落は賑やかで祭りがあるとの事だった。

私は出店を期待してワクワクしていたのだが、神輿や白い旗?をふりまわす男の人がいるだけでたいして面白くもなかった。

 

夕食を食べ終わると祖母が、社へ行けと言ってきた。

今夜の祭りは10歳になる女の子が神の嫁になる祭りで、その年頃の女の子は社の中で一晩を過ごすらしい。

神の嫁になれば、これからの将来を守って貰えるとのことだった。

 

もちろん私は嫌がり、母も集落の女の子ではないのだからと断ってくれたが、祖母の押しが強かった事と、私を自立させたかったのかしぶしぶ了承した。

当時、私は弟が生まれて夜にぐずるようになったらしく、母は難儀していたようだ。

 

埃臭い社は明かりこそないものの、社務所で集落の男たちが酒を飲んで居る声が響いてきてうるさかった。

私のほかにもう一人女の子がいた。学年では一つ下になる子だった。

その子にこの後どうなるの?と聞いても良く分かんない言っていた。

本当は声を出さずに一晩を過ごすらしいのだが、暗闇の心細さもあってふたりでずっと話していた。

 

時計がないので時間は分からないが2、3時間たった頃だろうか。

眠くなってきたので敷いてある布団にもぐりこんで、話をしていた話しかけても答えがなくなりその子が寝たのだと知って、私も眠ることにした。

 

少し眠った頃、人の気配を感じて目を覚ました。

どうやら、社の中に何人か来たようだ。

私はすっかり神様だと思い、神さまって一人じゃないんだなと思った

 

ぼんやりと隣の布団が持ち上がり、何かもぞもぞと動いているようだった。

何となく声をかけられないような気がして私は布団に潜った。

動物のようなハッハッハッという音に混じって、女の子の悲鳴のような声も聞こえた。

やだとか痛いとか聞きとれて私は慌てた。

外に出て大人を呼びに行くべきだろうか、でも布団の外に出るのは怖い。

 

迷っているうちに私の布団がめくられた。

温かい布団が無くなり、思わず私は悲鳴を上げた。

何かに上から押さえつけられて、泣きたくなった。

生温かくて臭い匂いが漂ってきた。

恐怖で、思わず父と母を呼んで小さな弟の名前も叫んだ。

 

すると、押さえつけていた力はするすると引いていき、ばさりと布団をかけられた。

隣ではまだ女の子の呻き声がしていた。

私は隣の子に心の中で謝りつつ、布団をかぶって震えていた。

 

 

朝になると、最初に案内してくれた社のおばあさんが起こしに来た。

水を飲まされて、家に帰っていいと言われ、ほっとした。

家に着くまで後ろを振り返らない、話してはいけないと言われたが、どうにも我慢できずに、女の子に「昨日何があったか分かった?」と聞いてみた。

女の子は、くしゃっと顔を歪ませて、知らないっ!!と叫んで走って行ってしまった。

 

家に帰ると、帰って来た父が待っていて、すぐに車に乗せられた。

最後まで祖父母と言い合いをしていた父は異様に怒っていて、実家には行かなくなった。

 

その頃は怖くて、不思議な体験をしたのだなと思っていたが、
社の中に忍び込んできたのは、社務所で宴会をしていた男なんじゃないかとあやしんでいる。

もともと、夜這いや集落内の結婚が多い所だし、ともかくやられなくて良かった。

 

先日、祖母の葬式で日帰りで久しぶりに訪れた。

あの時の女の子の行方を聞こうかと思ったけど、
両親は私がその時の記憶がないと思っているので止めておいた。

心霊的な怖いじゃないけど、田舎の風習って洒落にならない。

 

367: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 19:13:13.80 ID:ppGsyJ0UO

>>337

だけでも無事で何より。

人様のじーちゃんばーちゃんを悪く言うのは
良くないって分かってるが、何考えてんだ老害が畜生!!

洒落んなんねえよマジかよおおおおおおおお

 

343: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 12:22:37.61 ID:HeNZXzRq0
あぁ、レイパーの正体が自分のおやじだったって事か。

 

344: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 13:01:40.20 ID:8ChncZmS0

>>343

最初、村の子ではないからやめたのかと思ったが、343をみて
父親の用事=祭もありえるし、異様に怒っていたのも娘が布団にいたからと納得。

怒っていたのが祭りの内容を知っていたとも考えられるが、
実家には行かなくなるほどだしな。

 

345: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 13:04:54.50 ID:i0sItNAX0

>>343

今度、父に聞いてみようと思っていたんですが、なんかこわくなりました。

違うと信じてるけど。

535: 本当にあった怖い名無し 2011/10/22(土) 04:00:20.60 ID:5FookkH90

333で書いたものです。

父に少しだけ話を聞くことができたので報告します。

 

あの祭りは昔からあるそうで、父が子供の頃にはやっていたそうです。

けれど女の子を閉じ込めるのではなく、女の子のいる家庭が代わりとして人形を使っていたような…

父が高校くらいになる頃にはそれすらやらなくなってたみたい。

これは父が男子だったため興味がなかっただけかもしれません。

 

もともとは、山で迷子になった神様がいて、それを助けた村の女が神子を孕み、その神子が村長(今の村長とは別)になり、村を厄災から遠ざけたという話がもとになっているようです。

 

その後、代々村長家の娘は社で神様を待つことになったとのこと。

けれど時代が進むにつれて、村長だってかわいい娘を危ない目には合わせたくないと、代わりに村の年頃の女の子を使うように。

さらに進むと、誰だって自分の娘にさせたくないと、人形を代わりにするようになったそうです。

例外としては、集落の厄介者の娘をひとり出せばいいとした年もあったそう。

 

初めて聞いた話でしたが、祖父は集落に来た余所者で、村の人たちが縁起の悪い道としている筋に家を建てたのが村八分の原因だったそうです。

通いで集落に来ているときは友好的だった人たちが、手のひらを返すように冷たくなったので信頼を取り戻そうと必死だったそうです。

むしろ、祖母のほうが躍起になっていたとのこと。

もちろん父もいじめられ、良い思い出など一つもないと言っていました。

 

なぜか女児のほうが優遇される集落で、祖母は恨み言のように父にお前が女であったらと繰り返し、死ぬ間際まで私を養子にくれないかと言っていたと聞いて、ぞっとしました。

 

気になっていたことですが、私が社へ行ったときに父は祭りには参加してませんでした。

親戚の息子が上京するにあたり話をしにいっており、酒を飲んだため車で集落に帰れなくなったとのことです。

信じていましたが、ホッとしました。

 

あとレイパー集団は青年団では?との問いに、たぶん違うだろうと。

私が体験したことを話すと、暗闇が恐ろしくて変な夢を見たのだと言われてしまいました。

ただ、父の上京が決まったあたりに同級生からお前は余所者だから祭りにはいけんぞ、いい思いできるのに、と言われたことがあったそうですが、それは飲酒のことだろうと笑っていました。

 

ではなぜあの時、父があれほど怒ったのかと問い詰めたのですが、
そりゃ大事な娘が自分の身代わりにされたと思えば腹も立つだろうと。

なんとなく釈然としない思いですが、興味津々といった風情の私の様子を見て
田舎なんかくそだぞ、絶対行くなまさか興味持ったんじゃないだろうな
と念を押されましたので、それ以上は聞けませんでした。

 

話を聞いたことで、更にオカルトから遠ざかってしまいましたが、
誰かに言いたくなり、ここに書かせていただきました。

 

541: 本当にあった怖い名無し:2011/10/22(土) 08:07:24.86 ID:NxWb7Vji0

うそだろうな、父ちゃんの。

そうじゃなきゃ、レイパーが親の名前と弟の
名前いったくらいで布団かけるとかありえないでしょ。

隣の子は泣いてやめてって言ってもやめなかったんだしさ~。

引用元:怖いコピペ

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