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08/08/06
ちょっとだけ裕福な俺の家。お手伝いの人が3人いる。

 

祖母の手伝い1人と母の手伝い1人、それと家事やそうじをしてくれる人だ。

 

で、その家事をしてくれる人って3ヶ月くらいでやめていくんだよ。だから祖母の手伝いをしている人が家事に廻った。今はそれで落ち着いているんだけど。

 

俺が高校の時に聞いてみたんだ、「そんなにキツイ仕事なのかな?」って。
そしたら家事をしながら佐藤さん(仮名)が話し始めた。


自分もよく知らないのだけど、祖母が幼少の頃から働いていたお手伝いさんがいたらしい。


すっごく几帳面で茶だんすの中はピシーっと整頓されていて、曲がった物などなかったらしい。鏡やガラスなども、毎日磨いていたという。


で、この方は癌で入院し亡くなったらしいのだが、それから新しいお手伝いさん(家政婦さん)がそうじしていると茶だんすの中からカチャカチャと音が聞こえ、食器が勝手に移動してるという。


お風呂も今では定量になると勝手にお湯が止まるのだが、当時は、水を入れていると蛇口を絞める音がして定量で止まってたという。


この佐藤さんも最初は怖くてやめたかったみたいだが、いまでは家政婦さんがもう一人いるようで楽だという。


ただ怠け心など起こして手を抜こうとすると、引き出しが勝手に開いて腕にぶつかってきたり、そこになかったはずのイスが移動していて、それにぶつかったりしたらしい。


俺、知らなかった。全然知らなかった。


「今もいるの?その人の幽霊」


って聞いてみた。
佐藤さんは


「気がつかなかったんですねw今もいましたよw」


って。


俺がえ?え?とキョロキョロしていると、確かにさっきお茶を数滴こぼした場所が何事もなかったように白くなっている。


紅茶はシミになるから佐藤さんに「ごめん!こぼした!」って謝っていたのに…


佐藤さんは


「台所は守られているんですよ。とっても良い事」


と言って笑っていた。

 

 

引用元:http://mimizun.com/log/2ch/occult/1212329098/

引用元:パラノーマルちゃんねる

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