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512 :本当にあった怖い名無し:2013/03/09(土) 18:39:13.67 ID:p5/JBmJ6O

怖いと言うか不思議な体験談

 

地元に岩肌剥き出しの山があって、

その山の中にはしめ繩が張られた洞穴がある。

村祭りに使用した道具類(榊の枝や藁細工等)は、

この洞穴に捨てる習わしとなっている。

 

昔から、洞穴には山の神とその子供が住んでいると言われ、

捨てられた祭り道具を

山の神が子供に与えては遊ばしていると言う。

だから祭り道具(特に藁細工)は、

子供が喜びそうな物に仕上げなければならない。

 

小六の時、洞穴付近で不思議な子供を見た。

お婆ちゃんと一緒に山菜取りをしていると、

子供の笑い声が聞こえた。

笑い声のする方へ行ってみると、

洞穴の入口前の広場で二人の子供が楽しそうに遊んでいた。

一人は榊の枝を振り回し、

もう一人は藁細工を持って木から木へと、

山の岩肌から岩肌へと、ピョンピョン跳び回っていた。

それは人間の子供にはとても真似出来ない動きで、

その華麗な動きに思わず魅とれてしまった。

 

「お~い、〇〇(俺の名前)。」と、

後ろからお婆ちゃんの呼ぶ声がする。

その声に驚いたのか、

二人の子供は気付いた時にはもう姿を消していた。

合流したお婆ちゃんにこの事を話すと、

そんな子供の声なんて聞こえなかったと驚いていた。

その後、良い物を見たねえ~と頭を撫でてくれた。

それ以来、ちょくちょく洞穴まで行ってみるも、

子供達には二度と会える事はなかった。

 

ちなみに、洞穴の奥には山の神を祭る石の祠があり、

祠の中には山の神の姿を彫った石碑が納められている。

その姿は中央に女性が、左右には子供達が一人ずつ居て、

女性にしがみつく様に彫られていると言う。

 

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part67∧∧

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1359643494/

引用元:だいたいオカルトです。

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