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漁船が並んでる港沿いで釣りをしていたんだが、船の上に大柄の人影が見えた。
まさか…と思い、よく観察すると、2年前に先輩だった、今は何でも屋をしてるNさんだった。

 

軽く挨拶を交わし、釣りを再開すると、向こうから人の悲鳴が聞こえた。

老婆の遺体が海から上がったのだった。
野次馬根性で見に行くと、老婆の苦しんだ顔が目に入り後悔したと、同時に何故か老婆と目が合った気がした、そんなはずないのに…
釣りをする気分では無くなり、解散し、自宅へ帰ったがどうも寝れ無かった。
だが明日は朝が早い、電気を消し布団に入り、ぼーっとしていると、急に下半身に重みを感じた。
見てみると今日の老婆が布団をはい上がってきていた…
俺は絶叫と呼べる程叫んだつもりだが声が出ない…
もう駄目だ…そう思った瞬間だった。
勢いよく玄関が開き、そこに立っていたのは何でも屋のNさんだった。
Nさんは「ふんぬッッ」と腕を振り下ろすと閃光が走り、老婆は「ブファ」という音と共に消え去った…
「おばあちゃん、死んだ後も迷惑かけちゃ駄目だぜ」
そう言って出て行くNさんの背中を見て俺は思った。
何でも屋の肩書は伊達じゃないと。

引用元:心霊-都市伝説ナビ-

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