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結婚してからずっとアパートに住んでいたが、子供も大きくなるしと思い、良さそうな土地を見つけ家を建てる事にした。
順調に家は作られていき、あと数日で住み始めるという時、母方の祖父が亡くなった。

タイミングが合い過ぎていて、この家を建てたせいなんじゃないかと自分を責めた。

土地や間取りが悪く、その為に祖父が身代わりになってしまったんじゃないかとずっと考える苦しい日々が続いた。

そんなある時、霊視をしてもらえば祖父の想いやこの家との因果関係を知れると思い、ある霊能者の人に申し込んだ。

あと、家の中、特に階段付近から気配がする事もあり、これについても知りたかった。

そして霊視当日。
事前に渡した家の外観や祖父の写真を見ながらその霊能者さんは、
階段の踊り場におじいさんがいる。写真の人だと思うが、どうやら見張りをしているようだとの事。

なぜ見張り?と聞くと、いつも2階の決まった窓から白装束の女の人が入ってきて、スーッと家の中を進みまた外に出て行く様子が見えるらしい。
祖父は、その女の人がくると、出ていきなさいとずっと説得していると。

2階の窓から入ってきた女は階段を降りて家の中を歩くらしいので、見逃さないように祖父は階段で見張りをしてくれていると話してくれた。

更に詳しく聞くと、その女はこの土地一帯がまだ森だった昔に、恋人?に裏切られたとかなんとかで、ここらの森で首をつった。
それで、住宅街に変わった今も、ふらふらとこの一帯を行き来してる。
我が家にだけ出るわけじゃなく、気分であちこちの家に出入りしている。

それで祖父は出て行け出て行けと説得するが、女は下を向いているから、その声は届かず、周りも見えないから当時の面影など全くない事も分からず、ここらを彷徨っている。
(下を向いてる霊はまわりの声が聞こえないらしい)

あと、衝撃だったのは、女の人という事もあり、生前と同じく夜に外を出歩くのが怖いらしく、夜には色々なうちで明るくなるまで過ごすということ。

夕飯後に一階のリビングで家族でワイワイする中、端っこで背を向け立っていますね、と霊能者さんは話したが、夜に外にいるのが怖いって言うけど霊でしかも白装束着てるあんたの方が怖いよ!と思った。
なんかその光景想像したらシュールだし。

でも祖父は毎日説得しているし、霊視をして注目を浴びたことでも少しずつ顔を上げてくと思うから、そしたら本人も気付くだろうと。

予想外の話を一通り聞き、女の話は怖かったけど、それより死んでからも毎日見張りに来てくれる祖父に、ありがたいやら申し訳ないやらで号泣…。

生前もっと面倒見たかったけど、今は見張り位しかできないからなーと笑って言ってると教えてくれた。
初孫でしかも唯一女の私が本当に可愛くて可愛くて仕方ない。今もこうして孫の顔を見に来れて、死んでからもこんな楽しいことがあるとは思わなかった等…。
沢山の祖父の愛を知れて、大号泣。

そして家との因果関係はないよ、家が出来た時に死んでしまって本当に悪かったと言ってると…。

因果関係はない上に、新築の家にパトロールに来てくれる祖父。
祖母や私の母の所にも見回りに行くらしいですが、私の所に来るのが断然多いらしいです。

生前、祖父はおちゃめで私達まわりの人間をいつも笑わせてくれていて、親戚の子どもたちが集まると自分もその中に入って遊びまくる人で。
子どもに混ざって本気で遊んで喧嘩して、周りの大人が
「まずはあの1番でかい子ども(祖父)を何とかしろ!」と言ってたのを思い出します。

小さい時に父親を亡くして、そして戦争が始まって、そんな中で生きてきた祖父はきっと苦労も沢山したと思う。

そんなそぶりは見せずに、いつもやんちゃして周りを笑わせて、面白くて優しかった。

怖い話だったのに、なんか祖父の自慢みたいになってしまいすみません。
でも、大好きな祖父の話をしたくて書き込ませていただきました。

読んで下さりありがとうございました。

引用元:オカ学

 

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