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私は昔から霊感が強く、母も霊感があり、遺伝だとは思うのですが…。

今回のお話は今まで体験した中で一番怖かった話です。

築30年も経っているだろうアパートに、家族5人で住んでいた時の話。

今から7年も前の話になるんですが、そのアパートは、

私達家族を除いて3世帯ほどしか住んでいませんでした。

部屋もがら空きでしたので、201号室は家族が、202号室は私一人で使っていました。

ただそのアパートに入る時に、あまりにも他の部屋は古く、 使える状態ではなかった為に、

唯一リフォームされていた、家族の家と向かい合わせになった202号室になってしまったんです。

それがあんな事になるなんて予想もしていませんでした。

その日、私はベッドで横たわりながら漫画を読んでいました。

するとどこからか変な音が聞こえてきたんです。

「キィ…キィ……」

何かが回ってるような規則的な音でした。

その時すごく嫌な予感がしたんです。

私は霊感は強いですが金縛りにあったことはないし、

霊が出る時背筋がゾッとするとかそういうのが全くないんです。

ただ逆に霊がいる…と思う時は、じめっとした、肌にまとわりつくような温かい空気が一緒流れるんですね。

その時も案の定、生温かいものを感じたんです。

私の勉強机の椅子はキャスターがついている回る椅子だったのですが…

ふと勉強机の方に目をやると

椅子の上に女の人が座っていたのです。

長いバサバサな髪を垂らし、

私に背を向けて座っていたんです…椅子を左右小刻みに回して。

よく見ると…その女の人の体は下がないんです。

ぶつ切りの状態で上半身だけが椅子の上に乗っていたのです。

今にも振り向きそうだったので、

私は腰が抜けるような思いで這いつくばりながら201号室に駆け込みました。

母が部屋に行った時はもう既に姿はなかったですが、

椅子の上には長い毛がたくさんついていました。 (当時私はショートでした)

その後、塩を盛り1ヶ月くらいは家に入れなかったんですが、女の人は出てくることはありませんでした。

当時は原因がわからなかったのですが、

その何年後かに事実を母から聞かされる事になるなんてその時の私は知る由もありませんでした。

その女の人の霊の他に、実は男の子の霊も現れていたんですね。

男の子は結構頻繁に現れていて、霊感のない父も見たと言っていたほどでした。

当時、私の弟はまだ5才くらいで、その男の子と同じくらいの感じでした。

バタバタと走る音が聞こえたり、のれん下から色白の細い足が見えてたり、

弟かと思ったら、その時弟は違う部屋にいたり、明らかに霊だったんですね。

ある時は電子レンジって鏡みたいに反射して映るじゃないですか。

ご飯を温めて待っていたら電子レンジ越しに男の子の横顔が映っていたりしたみたいです。(母の話です)

あとよくあったのは、雨が降った時や雪の時は窓が曇るじゃないですか。

私でも届かない位置に小さな手形がついてたり…というのがありました。

結局引っ越しをするまで男の子が出てきていたんですが、

引っ越ししてからも、ついてくるのでは…と心配していたんですが、大丈夫でした。

新しいマンションに引っ越して、いつしかそんな出来事も忘れてたんですが、

母が突然、話し始めたんです。

母「もう時効だと思って…言うんだけどね…」

私「え?どうしたのいきなり。」

母「前住んでた所…よく霊が出てきてたじゃない?

実は愛が怖がると思って言わなかったんだけど…事件があった場所だったんだよね。」

私「え…事件って何?」

母「10年前くらいになるんだけど、この辺じゃ有名な事件だったみたいで…

あのアパートに3人で暮らしてた家族が住んでたんだけど、奥さんがうつ病で引きこもりだったらしいの。

ある時何を思ったのかまだ当時4才だった息子をベランダから突き落として、

母親は首吊り自殺をしちゃったみたいなのよ。息子は即死だったって…」

私「じゃああの男の子の霊は…」

母「たぶんね…。お母さんも住んでから大分経ってから聞いた話なんだけどね…しかもね。

その事件があった部屋っていうのが202号室だったんだって。」

私「私の部屋!?」

母「住んでる時にこんな話をしたら住めなくなると思って…ごめんね。」

私「……。」

たぶんあの男の子は自分が殺されたのがわからなくて201号室と201号室を行ったり来たりして、

お母さんを探していたのかな…と思うと悲しいですね…

引用元:怖い話

 

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