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義妹が地元の短大でて暫く葬儀社に勤めてたんだけど

そこで色々面白いことがあったと言ってた。

その中からかいつまんで。

この葬儀社、社員6-7人程度。

田舎にある平均的な古い葬儀社で

それなりの大きさの斎場を持ってた。

斎場には線香の番で泊れるようにいくつか部屋があって、

一番奥の小部屋は葬儀に使う設備や仏様の身の回りの品を

一時的に収納する場になっていたらしい。

 

そこの扉、普段は立て付けも悪く締め切っても

ガタガタゆれるくらいの安普請らしいんだけど、

ごくたまにまるで壁と一枚板になったように

閉じたままピタっと動かなくなるのだとか。

 

とある葬儀の前夜、

社員も泊まり込みで遅くまで作業してる折、

入社間もない義妹が納品されてきた

香典返しの段ボールを閉まっておこうと小部屋へ向かい

初めてこの現象に遭遇した。

長い廊下の奥、薄暗い電灯の下ぴくりとも動かない

引き戸と暫し格闘する義妹。

 

おかしい?中に誰か居るわけでもないだろうに

何か引っかかってるのかしら?

いつも締め切っていても

ガタガタ動くくらいのボロ戸なのに?

 

困り果てた義妹、古参の社員に相談。

義妹「あの~奥の部屋の扉が動かなくなってるんですけど」

古参社員「・・・ああ、今使ってらっしゃるんだね~」(ニッコリ

頭が???状態の義妹に追い打ちをかけるように

「小一時間もしたら開くだろうから

またあとで行ってらっしゃい」

 

言われた通り1時間も経った頃に再度向かうと、

引き戸は何事もなくスーッと開いたらしい。

義妹曰く、閉じた時の扉の向こうは

どうなってるんだろ?別世界とか?

それとも故人の人が必死こいて

引き戸開かないように押さえてるのかな?

と言う話。

 

必死こいて反対側から故人に押さえられてるとしたら

ほんのり怖いです。。。

 

 

216 :義妹の話:2011/08/13(土) 01:50:09.95 ID:sXzCbr7R0

そこの葬儀社、ある時期と言うか

その歌が流行りだしてから、

出棺の際に1000の風になって~♪

をかけるようになったんだと。

社長の趣味というか演出というか、

まあ気遣いのつもりで始めたサービス。

 

で、とある方の葬儀にて、その方

町の有名な教育者でそういう浮ついた物が

大嫌いな堅物な方らしかったんだけど、

「出棺です。遺族の方、ご来席の方はお見送りを~」

となって皆が霊柩車に連なるように見送りの列を作り、

喪主の奥様が遺影を持ち、続いてお棺を抱えた遺族が待機。

 

そこで社長が風になってのCD再生とボタンを押した。

・・・イントロ開始~ストップ。

あれ?イントロ開始~、またストップ。

ええ?おかしいな?チェックした時は何ともなかったのに。

 

もう一回ポチッとな。

イントロ~(おお今度は大丈夫そうだ)

それではお進み下さいと喪主の方に伝えた途端

「わ゛あぁああ゛ぁぁだぁぁあぁぁしぃぃいのぉぃいおい

おおはぁあぁがぁぁあ゛ああ・・・(訳:私の~お墓~)」

まるで伸びきった古いカセットテープを

無理矢理再生したような不気味な歌声が大音量でなり出した。

CDなのに。

 

ヒッっと悲鳴めいた叫びが聞こえ怯えた子供達が泣き出す。

慌てて音楽を止める社長。

「ただいま音響設備上の不備があり

音楽を流すことが出来ませんが云々」

の放送の後、気を取り直し「ご出棺です」。

以降、風になっての演出は取りやめになったとか。

 

 

217 :義妹の話:2011/08/13(土) 01:51:48.02 ID:sXzCbr7R0

そこの葬儀社関連で聞いた一番オカ板らしい話。

 

ある梅雨のころ、

とある寝たきりの独居老婆が心不全で亡くなられた。

不審な点はあれどそこは田舎の警察。

まあ事件性はないでしょうと検死もなく葬儀を許可。

 

葬儀の当日、80余名ほどの列席者が参列の中

式はつつがなく執り行われた。

読経が始まり「それではご焼香を」。

喪主を最前列に焼香が始まる。

親族が続き集まった参列者が列をなし、

個人を偲びながら焼香する。

義妹も式の様子と優しげに微笑むお婆ちゃんの遺影を見比べて

「良い式だなあ。お婆ちゃん良かったねえ。

私もいつかこういう風に見送られたいもんだよ」

と感じ入ってたのだとか。

 

ところが、とある親族の方、

遺影のお婆ちゃんの甥っ子にあたる中年男が

焼香の列に加わった途端壇上の蝋燭全てが

激しくゆらゆらと揺れだした。

すわ風か?空調を仰ぎ見る社長、

いや風じゃない?窓開いてない?大丈夫です。何だ何だ?

とスタッフ一同

 

ざわつく中、件の中年男が遺影前に立ち、

お香を取り額まで持ち上げた途端

全ての蝋燭がフッとかき消えた。

何事ぞ?と参列者スタッフ全員が壇上を見上げる。

我介せずと読経を続けるお坊さん。

すると左側に掲げてあった重い真鍮あしらいの蝋燭立てが、

かき消えた蝋燭を乗せたまま勢いよく

ばーんと見えない手にはたき飛ばされるが如く吹っ飛んだ。

凍り付く空気。あうあうなる中年男。ざわつく会場。

 

しかしお坊さん少しも慌てずひときわ大きな声で、

だけど優しい口調で読経を続けた。

お坊さんの声にハッとなる中年男。

そそくさと焼香だけ済ますと

親族のくせに逃げるように帰って行った。

 

 

218 :義妹の話:2011/08/13(土) 01:53:49.57 ID:sXzCbr7R0

目の前で起こった怪現象に微妙な空気に包まれる会場。

喪主の長男がお坊さんに

何事だったのですかねえと問うとお坊さん

「私の口からは申し上げられないけども、

まあ一月もすれば分かるでしょう」と。

 

果たして件の中年男、お婆さんの通帳と実印他文書を

勝手に持ち出したかどで御用となり、

追ってお婆ちゃん殺害の件でも起訴されたのだとか。

それからほぼ1ヶ月後のことでございましたそうで。

このお坊さん挨拶説話の類が下手で今まで檀家さんには

あまり人気無かったそうなのですがこの事件を境に

大きく評判を上げ田舎のご老人がたが

多く相談に詰めかける寺になったのだとか。

 

その彼のイニシャルはT。

しかし残念ながら婿養子。寺生まれではないらしい。

 

 

219 :義妹の話:2011/08/13(土) 02:05:16.30 ID:sXzCbr7R0

>>215

流れを読まずに飛び入りしてしまって大変すみませんでした。

以後気をつけます!

 

 

220 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 02:10:14.45 ID:Kr/XU5+g0

>>219

いいえ

面白かったですよ

ほんのりで良かったです

 

しかし、さすが坊さん肝が座ってますね

 

 

222 :義妹の話:2011/08/13(土) 02:20:10.67 ID:sXzCbr7R0

>>220

最後の話はありがちだなあwなんて話半分で聞いてたのですが、

弟と義妹がその場でネット検索して

中年男の逮捕記事を見せてくれました。

蝋燭が倒れるのか吹っ飛ぶのか

見た方の脚色が入ってるでしょうが

彼がもしかして?と感じさせる

何か事件があったのは本当のようです。

 

もっといっぱい聞いたんで

また暇を見て書き込ませていただきます。

お目汚し失礼いたしました。<(_ _)>

引用元:だいたいオカルトです。

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