1c53c808-s
わたしのオカンの住まいの近くに、
荒れまくった廃屋があります。
長年「売家」と貼ってあるけど、
ガラスは割れ、蔦は絡まり、
とてもじゃないが売れる可能性がゼロに等しいものです。
そこの前に、勘の鋭いオカンは、
人影を見るようになりました。
単なる不成仏霊だろう、
と華麗にスルーしていたわけですが、
ある日を境に、
その姿がだんだん濃くなっていったといいます。
(?おじいちゃんが、シルクハットにコート?紳士だなあ…)
なんて思う格好だったとか。
しかしオカンはなんだか身体の調子が悪くなり、
あちこちに痛みを覚えるようになりました。
そして、その夜、ふと通りがかると、
おじいさんはオカンのほうへ振り向きました。
その顔は、骸骨…。
(死神じゃねーかこいつ!)
オカンは慌てて帰り、
しばらくガクブルしたそうです。
それからオカン、病院へ通い、病気治療を行い、
まだもそこに居座る死神にこう言ったそうです。
「馬鹿野郎!のぼせんな!
あんだけ掛け金払っといて、
年金受け取り一円もなしのまま死なせるってどういう話じゃボケ!
頃すぞ!」
と悪態をついたら、
もう死神が現れることがなくなったそうです。

引用元:怪談・怖い話2chまとめ

 

この記事を読んだひとは、こちらも読んでいます