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俺の彼女の家で俺の友達とその彼女の四人で遊んでいた時の話。
飯食って酒飲んで適当にダベってたら
インターホンがなった。夜10時前。
どうやら宅急便が届いたらしく、玄関を
開けにいく俺の彼女。
俺ら3人は構わず話を続けていたら数秒後に
玄関から悲鳴と男の声。
慌てて玄関に飛び出すと、俺の彼女を羽交い締めにして口を塞いでる30代位の男と
もう1人ナイフのようなものを出してる30代位の男が二人。
「あかん。こりゃイカれとんで」
後ろから俺の友達の声が聞こえた。
俺が突撃準備の為に上着を脱いで左手に巻き付けていると
「ちょ。かしてん。」と俺の友達がずいっと
俺の前に出てきた。
「脳膜なんちゃらかんちゃらなんたらかんたらうんたら散漫!」(こういう風に聞こえた)
と手を合わせながら何度も何度も同じ呪文のような言葉を繰り返した。
俺が緊急事態なのに、友人の奇行を放置していたのはパニックぎみだったというのもあるが
彼が「なんたら散漫!」と言う度に
場の緊迫した空気が緩む感じがしていたから。
「なんたら散漫!」10回ほど聞いたときに
押し入ってきた男二人は気が削がれた様子で
入ってきたドアから逃げていった。
友達曰く「ヤバい気がまとわりついていたのがわかったからお不動さんの力を借りて退散してもらった」といっていたが。
京都で坊主の家系に生まれてる奴だから
こういうのは詳しいんだが。
ただ、女一人だと思って押し入ったら
男が二人奥から出てきて、しかも片方が
中2モード全開の邪気眼行動をとったから
逆に引かれたんではないかとも思える。
ただ、俺の彼女がいうには羽交い締めにしてた男が去り際に
「ほんとにごめん。もうしないから。」と
呟いたんだそうだ。

引用元:オカルト中毒

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